鎌倉市材木座の学びのオアシス Lotus S.A.です。
本日の出題は、愛知淑徳中学2012年度の問題です。
整数の性質(約数・倍数)に関する問題です。与えられた条件から答えを求めるタイプの問題は中学入試ではよく見られるパターンで、こちらの問題はよく練られた良問だと思います。
では、早速問題を見ていただきましょう。
愛知淑徳中学2012年度

さて、3つの条件をどうやって使えばよいのでしょうか。
気になる解答解説は ↓ ↓ ↓ ↓
答案板書はこちらです。
上の板書では、文字を使いましたが、□や○などの記号を使ってもいいです。
ちなみに、上の板書には少々修正する点がありまして、
A×B=105となる、1以外の公約数を持たないAとBの組には(35,3)もあります。
では、この問題を解き方のポイントを下にまとめます。
- 文字や記号を使って、求める分数を表す
- 文字や記号を使って、分数のたし算・通分を行う
- 1以外の公約数がないことに注意して、105を2つの数の積に分解する
偏差値上位校になればなるほど、この問題のように文字や記号を使って解く機会が多くなるので、練習を重ねて今回のような解法をマスターしましょう。
また、「最大公約数・最小公倍数を見つける、素因数分解」は普段から暗算するなどしてスピードを高めておくと得ですよ♪