物理の点数を伸ばしたい人のためにこの記事を書きました。
みなさん、こんにちは。
鎌倉市材木座の学びのオアシス Lotus S.A.代表のたかちゃん先生です。
高校時代は物理・化学・世界史選択で東京大学理科一類に現役で合格しました。
実を言うと物理に対して苦手意識を持っていました。
しかし、塾講師として仕事を始めてから、多くの高校生に物理を指導していく中で、物理への理解が深まり、物理の考え方・解き方を分かりやすく伝える方法が身についてきました。
このブログでは、
- 「物理の点数を伸ばしたい。」
- 「文系志望の高1なんだけど、物理基礎が全然分からない!」
- 「理系の大学に進学したいんだけど、物理の点数が上がらない!でも、物理を選択しないといけない!」
このような悩みを抱えている高校生のみなさんに向けて、物理の点数が上がるようなプチ講義を書いていきたいと思います。
以前ブログにて、「物理が出来るようになるための3つの鉄則!」という記事を書いたことがあるので、そちらも併せて読んでいただけるとより理解が深まると思います。
また、このブログ内では、高校物理に関する内容をかな〜り噛み砕いて説明をすることが多々あります。
細かい理屈云々よりもイメージで理解してもらいたいという想いからそのような書き方をしています。
では、本題に入りましょう。
まず初めに、
なぜ「運動の法則」を理解する必要があるのか?
という疑問にお答えしましょう。
それは・・・・・・・・
物理全般、主に力学の問題を解くための土台となる考え方だから
“理論や用語の意味を覚えるよりも、公式を覚えて、手っ取り早く点数を取りたい”
物理が苦手な高校生はこのように考えがちですが、
実は!!!
きちんと用語の意味を覚えることに時間をかけた方が、結果的に近道になると思います。
特に、運動の法則はとーっても大事な考え方です。
この考え方をしっかりと頭に入れておくことで、難しい問題が出てきた時に、
手が全く動かない
なんてことにはならなくなります。
というわけで、たかちゃん先生による「運動の法則」について講義を始めたいと思います。
運動の法則とは、
「りんごが木から落ちるのを見て、万有引力(重力)を発見した」
という、若干の脚色を含んだエピソードで有名なアイザック=ニュートンが理論を構築したものです。17世紀の出来事でした。
運動の法則には3つあります。
その1つ1つのイメージも合わせて説明するのですが、
まず大前提として理解しておいて欲しいことが1つだけあります。
物体に力が働くと、加速または減速する
物理の教科書だと、“加速度を生じる”と言う書き方をされることがほとんどなのですが、分かり易く言えば“加速または減速する”という事です。
自動車でいえば、
- アクセルを踏む=加速する
- ブレーキを踏む=減速する
自転車でいえば、
- ペダルを漕ぐ=加速する
- ブレーキをかける=減速する
ということになります。
これらの現象が起きるのは、自動車や自転車に対して何らかの力が働いているからなのですが。
物体に力が働くということは、物体の速度を変えることと同じことを意味します。
このことは、運動の法則の慣性の法則や運動方程式を理解する上でとっても大切なことなので、しっかりと頭に入れておきましょう!
さて、そろそろ記事が長くなってきたので、前編はここまでにしたいと思います。
後編では、いよいよ運動の法則を具体的に説明していきたいと思います。
後日、この記事の内容を説明した動画をYoutubeにアップロードする予定ですので、動画が完成した際には、この記事内に動画を埋め込みたいと思いますので、そちらもチェックしてみてください。